4月は年度の始まりでもあって、
いろんなことが始まっていく季節です。
4月1日から新入社員が入社してきて、職場も活気づいてくることでしょう。

 

社会に出ていくにあたって、これから入社を控えている新人の皆さんにとっては
とても不安に感じるかもしれませんね。
今日はそんな新入社員について記事にしてみました。

不安は誰にでもある!新入社員としての心構え

新入社員

環境が変わるときは誰でも緊張するものです。
小学校から中学校へ進学する時、中学校から高校、高校から大学と
環境の変化はその都度体験してきたことでしょう。

 

しかし、学生から社会人になる機会は
よっぽどの例外がない限り一度しか来ません。
ましてや周りは同世代だった環境から、
親と子の年齢ほど離れた人たちと人間関係を築いていかなければなりません。
不安になるのは当然のことなんです。

 

会社の先輩たちもいきなり堂々とした新人が入ってくるとは思っていません。
むしろ不完全であることこそが自然なのです。
極端に不安になりすぎずに、開き直ってしまいましょう。
「私は新人なんだ!これから成長していけばいいんだ。」と。
これは新人の特権と言えますね。

 

初出勤のときは誰でも緊張はするものです。
前日から緊張しっぱなしでガチガチだと疲れてしまいますので、
不安となっていることは前日の準備でなるだけ軽減させておきましょう。
出勤時の服装、持参物などを前日に準備するだけで
ずいぶんと落ち着けるものです。

職場に早く馴染むための好印象な行動とは?

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いよいよ初出勤の日になると、
あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ、と思うのが新入社員ですよね。
皆さん安心してください。
そこまで新人に完璧に仕事がこなせるとは思っていません。
少しずつ少しずつ仕事は覚えていけばよいのです。
それこそ会社毎にカラーも文化も違うのですから。

 

けれども、共通して守るべきことがあるのも事実です。
では好印象を持たれる行動とは一体どういうものなのでしょうか?

 

1:笑顔

顔に出てくる表情というのはコミュニケーションを語る上で
避けては通れないほど重要なファクターです。
目が死んでいる新人って、先輩方はどう思うでしょうか?
「これからやっていけるのかな?大丈夫かな?」と心配されてしまうでしょう。

 

表情で最も好印象を与えることができるのは、
言うまでもなく笑顔です。
挨拶、お礼を言う時などいついかなる時でも笑顔でいる人は
好印象を持たれやすいでしょう。
ささいな事でも笑顔で接してもらえたら嬉しいですよね。
また、笑顔は他の人にも伝染します。
自分が笑顔になることで、相手の人も笑顔になってくれます。

 

笑顔が増えればその人と接することに居心地の良さを感じるので
職場の交友関係もより深めることができるでしょう。

2:清潔感

新人=フレッシュというイメージ通り、清潔感はとても大事です。
心理学にはメラビアンの法則と言って、
その人の第一印象は見た目が55%も占めてしまう研究結果もあるくらいです。

 

清潔感と行っても特別なことをする必要はありません。
・着ていくスーツやシャツのシワを伸ばす
・スーツに汚れがついていたらブラシで取る
・においが気になるなら、リフレッシャーを使う
・寝癖や爪の伸び具合に気を使う
・ハンカチ、ポケットティッシュ持参
・くつの傷・汚れに気をつける

 

なんだか、小学生のときの身だしなみチェックみたいですね。
ハンカチを忘れたときなんかは良く注意されたものです。
社会人になっても、こういった当たり前のことは
意外とバカにならないということですね。

3:時間を守る

言わずもがなです。
私の会社には初出勤時や初配属時に遅刻をしてくる猛者がいましたが、
やっぱりその場での印象は最悪でした。
いくら取り繕っても言い訳にしかならなかったため、
他の業務でリカバーすることは難しいでしょう。
やはり時間に遅れるのは社会人にとってタブーだということでしょう。

 

こんなことを言うとブラック企業かもと言われてしまいますが、
始業時間よりも少し早めに出勤するのをオススメします。
1時間も早く出勤する必要はありませんが、
始業時間5分前のギリギリに出勤してくるのも考えものです。

 

その日の業務を良い形でスタートできるよう、
15分から20分前に出勤するのが遅すぎず、早すぎず
ちょうど良い時間帯ではないでしょうか?

先輩たちからのユニークなメッセージ

新入社員_好印象

とはいえ、社会は理不尽のオンパレードで
厳しい環境であることも事実です。
これから社会の荒波に揉まれていく新入社員にとって
人生の先輩方からユニークなメッセージを集めましたので
ぜひ参考にしてみてください。

1:ソフトバンク 孫正義氏

「私は16歳のときに1人で渡米し、初めての体験、初めて見る景色の中で生活しました。語学でもハンディキャップがありました。ハンディキャップは最高の贈り物で、
乗り越えようと通常以上の努力をすることになります。特に若いうちは、ハンディキャップを前向きに捉えると、挑戦自体が楽しいものになり、乗り越えたときの喜び、自らにつく実力は、
平々凡々とした状況と比較すると、はるかに実力をつけられるようになると思います」

「若いうちに、難しい物事にあえて挑戦し、元気に爽やかに精一杯挑戦してください。いつも明るく爽やかに努力する人を、周りはいろいろな形で応援してあげようという気持ちになるものです。
私の年齢になると、20代の頃にもっと努力しておけば良かった、激しく自分を追い込んで挑戦していれば良かったと、振り返って反省することばかりです。
皆さんにはこの時期を大切に、挑戦し続けてもらいたいと思います」(孫氏)

2:旭化成  浅野敏雄氏

「私もちょうど40年前に旭化成発祥の地、ここ宮崎県延岡市で新入社員研修を受けましたことを昨日のことのように思い出します。
昨年私は、延岡市の上流にある当社が約90年前に造った水力発電所を訪問しました。大正時代の自動車もなくトンネルも手掘りするしかないような時代から運用を開始し、
今でも保守・管理する人たちの不断の努力のおかげで休むことなく稼働している姿を見て、まさに旭化成魂の原点を見た思いがしました」

「今日、新しく旭化成の一員となった皆さんに1つだけお願いをしておきます。これからの人生、仕事に対して具体的な『志』を持っていただきたい。
私の『志』は『退職までに3つの製品を世の中に出す』というものでした。皆さんの「志」を達成するためには、誰に対しても誠実であり、果敢に挑戦し、
結束して新たに価値を創造するという旭化成のグループバリュー『誠実』『挑戦』『創造』の実践が必要です。是非とも『志』の実現を目指し、
皆さんの人生を実りある豊かなものにしてください」

3:ツイッターより

入社式から3時間後には会社生活に不安を抱くだろう。
3日後には生活の変化に戸惑うだろう。
3週間後には休日を焦がれるだろう。
3ヵ月後には学生の自由さを懐かしむだろう。
3年後には別の道があったと妄想するだろう。
遅かれ早かれみんな思うから、風邪だと思え。

4:ツイッターより

1日15分日光に当たりましょう。
美味しいものを食べましょう。
適度な運動を続けましょう。
これで脳内に安心感と爽快感が生まれます。
逆にこれをやっててキツくなってきたら仕事を変えましょう。
1番大事なのは仕事でも誰かの利益でも無くあなたが幸せかどうかです。

5:ツイッターより

仕事は真面目にあとは適当に。
上司から呑みに誘われたら、たまにはついていって、
礼儀をわきまえつつ父親や兄貴のように接する。

奢ってくれて、普段でもよくしてくれる。
人生は意外と適当の積み重ねでできているのだ。

いかがでしたでしょうか?
社会の厳しさを経験することになると思いますが、
ためになる話から、ブラックジョークまで
人生の先輩方は様々なメッセージを残してくれています。
共通することは、
皆さん自身が幸せになってほしいということなんじゃないでしょうか?

 

私も経験してきましたが、
社会にでると理不尽のオンパレードです。
その中で悲しむことなく、なんとかうまく社会に溶け込んでいってくださいね。
皆さんのこれからの社会人生活が充実したものになることを
陰ながら応援しています。
ともに頑張っていきましょうね。


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