なんとも残念で許せない事件が発生しました。
看護師・久保木愛弓が患者へ施す点滴の中に
異物を混入させ死亡させる殺人事件が明るみになりました。

 

なぜ犯人と思われる久保木愛弓はこんな犯行に及んだのか?
看護師という職業がそうさせたのか、
それとも本人の精神状態が良くなかったのか。
犯行の動機について考えていきたいと思います。

久保木愛弓のプロフィール

久保木愛弓

 

久保木愛弓

名前:久保木 愛弓(くぼき あゆみ)

年齢:31歳(2018年7月現在)

住所:神奈川県横浜市鶴見区上末吉5丁目

職業:無職・元看護師

容疑:点滴に異物を混入し、少なくとも入院患者1人を死亡させた殺人の容疑

 

看護師はすでに辞めており、今は無職という久保木愛弓。
看護師として働いていた頃に犯行に及んだとされています。

2016年にこの事件は起きており、現在は看護師をしていないので
当時久保木愛弓の年齢は28~29歳ころでのこと。
若いっちゃ若いですけど、物の分別くらいつく成人としては
絶対ありえないことだと思います。

久保木愛弓が起こした犯行・点滴へ異物混入

大口病院

横浜市神奈川区大口通の旧大口病院(現・横浜はじめ病院)で
入院患者の男性2人が中毒死した事件で、神奈川署特別捜査本部が7日、
うち1人に対する殺人容疑で、同院の元看護師、久保木愛弓容疑者(31)=同市鶴見区=を
逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、任意の調べに対し、容疑を大筋で認めていた。

 

逮捕容疑は、2016年9月18日、4階の病棟に入院していた
同市青葉区の男性=当時(88)=の体内に消毒液を混入させて殺害した、としている。

 

事件は2日後の同20日、男性と同室に入院していた同市港北区の男性=当時(88)=が死亡後に発覚。この男性の点滴袋の液体に、通常では見られない泡立ちがあり、
異変に気付いた同院から署に通報した。
司法解剖などの結果、遺体と点滴から殺菌作用が強い界面活性剤の成分が検出され、
死因は中毒死と判明。その後、当初病死とされていた青葉区の男性の遺体からも同様に、
界面剤の成分が検出された。

 

県警は、何者かが点滴に異物を混入したとみて、同23日に特捜本部を設置。
男性2人への殺人事件として捜査を進め、
医療の知識がある何者かが注射器で点滴に異物を混入したとみて、
病院関係者らから事情を聴くなどしていた。

引用:カナロコ

なんとひどい事件でしょうか・・・。
患者は看護師さんや医師の先生たちを信用して入院していたことでしょう。
それを考えると被害にあわれた本人、遺族の方々の気持ちを考えると
悔やんでも悔やみきれません。

 

事件が起きた当時から警察は事件性があるとし捜査を続けておりましたが、
2017年9月頃に久保木愛弓へメディアがインタビューを実施しておりました。
そこでは、一部メディアに久保木愛弓本人が犯人ではないか?と噂される状況に、
当の本人はショックだ、心外だと答えていました。
犯人に対して、早く捕まってほしい、自首してほしいとも。

 

病院側の管理体制に苦言を呈する言葉も放っています。
殺人事件が起きる前に看護師のエプロンが切り裂かれたり、
カルテが盗まれたり、ペットボトルに針が刺さっていたりなど殺人事件発生の
前兆とも言えるようなことが病院内で起きていましたが、
この時点で病院側がすぐに対応していれば事件も起きなかったのに、と。

 

よくもまぁ、こんなことを言えたものだと思います。
しらを切る、というのはこういう事を言うんでしょう。
なんとも腹立たしいことです。

 

久保木愛弓の犯行の動機とは!?

点滴

当時のインタビューの内容と、
殺人事件前のエプロン切り裂きや、ペットボトルへの釘、カルテの盗難等
色んなことが起きている中で、久保木愛弓という人物が全く見えてこないですね。
ただ、誰かに恨みを持って復讐のために犯行に及んだとは到底思えないため、
どちらかといえば”誰でも良かった”的な感じでしょうか。

 

点滴への異物混入は「20人以上に同じことをした」と供述しており、
事件発覚の前後には50以上が亡くなっていることも考えると
無差別的な大量殺人事件であり、日本の歴史上稀に見る凶悪犯罪となります。

 

個人的な予想ですが
動機なんてはっきりいってないんでしょうね。
誰でも良かった、ストレスが溜まっていた、等しか出てこない気がします。
精神疾患、サイコパスの可能性も高いでしょう。
サイコパスのように精神的な疾患を持っていても日常生活を問題なく過ごせてしまうあたり、
こういった犯行を社会的に止めるのは中々難しい。
当の本人の心のブレーキ次第という危うさを孕んでいます。

 

こんな形でわけもわからず命を奪われたとあっては
たまったもんじゃないですね。

まとめ

いかがでしたか?
日本の犯罪史上稀に見る大量殺人事件の可能性も出てきた
病院内で起きた看護師による点滴異物混入殺人事件について
記事にしました。

 

我々一般人にとっては正直防ぎようがないですが、
こんなことが日本で起きたことも事実。
犯人である久保木愛弓に対しては法でしっかりと裁いてもらいたい。
そしてこんな事件が二度と起きないことを願うばかりです。