今年は覚せい剤がらみで世間がかなり賑わった印象です。
なぜこんなにも?と思ってしまう方も少なくないのでは?
プロのスノーボーダーで、
冬季オリンピック代表だった国母和宏が
大麻を密輸した容疑で逮捕されましたね。
この人、当時からその言動で世間をにぎわせていましたが、
今回も大きいニュースとなりました。
しかも、今回は犯罪者として。
これではバッシングもさぞ大きくなったことでしょう。
このニュース、さっそく見ていきます。
国母和宏のプロフィール
名前:国母 和宏(こくぼ かずひろ)
生年月日:1988年8月16日
出身地:北海道石狩市
職業:プロスノーボーダー
この人を世間が知ることになったのは、
2010年バンクーバーで行われた、
冬季オリンピックでのことでしょう。
ただ、2005年にはワールドカップにて優勝してますし、
2007年には世界選手権で2位など、
スノーボードで輝かしい成績を残していたのも事実。
これらの功績を考えると、
後に紹介する事件たちには残念でなりません。
当時にぎわせた、腰パン騒動
腰パン騒動、腰パンフルボッコ事件などの言葉を聞くと、
懐かしく感じる人もいるのではないでしょうか。
2010年、バンクーバーオリンピックにて、
スノーボード・ハーフパイプの、
日本代表として選出された国母和宏さんでしたが、
その言動がかなりまずかったんですよね。
日本からカナダ・バンクーバーへ出発する際、
成田空港に到着した国母和宏さんの出で立ち・・・。
腰パン、緩めたネクタイ、襟を出したシャツ等々。
明らかに日本代表として支給された服装をだらっと着てらっしゃいました。
グラサンにドレッドヘアーというファッションも少なからず影響したのか、
この姿が報道されてからというもの、
全日本スキー連盟や日本オリンピック委員会には苦情が殺到!
せっかくのオリンピックが競技と関係ないところで盛り上がってしまいました。
その後、事態を重く見た日本オリンピック委員会は記者会見を開きます。
しかしそこでも国母和宏さんがやらかしてしまうことに。
記者から出国時の服装について質問されると、
「チッ!うるせーな。」
「反省してまーす。」
と、全然反省している様子もない態度が映像や音声で残ってしまいました。
これには火に油を注いだ形となってしまい、
日本中からさらに大バッシング。
競技への出場辞退も叫ばれた中、
なんとか競技への出場だけはできるようになりました。
この騒動がきっかけで、
スノーボード自体に悪い印象を植え付けてしまったのは言うまでもなく、
バンクーバーオリンピックが終わってからは、
国母和宏の名前をメディアから聞くことはありませんでした。
国母和宏が大麻取締法違反で逮捕
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2010年にバンクーバーオリンピックに出場し、
腰パン事件の一連の騒動を起こしてから早数年。
世間も国母和宏さんの存在自体を忘れかけていたころに、
突然ニュースは舞い込んできました。
2019年11月に、
厚生労働省麻薬取締部によって、
大麻保持の疑いで国母和宏さんが逮捕されました。
どうやら、2018年にアメリカから国際郵便を使って、
日本に大麻を輸入した疑いがあるとのこと。
プロスノーボーダーとして海外で活動する機会が多く、
日本に滞在しているのは1年に2~3か月という生活を送っていたため、
大麻に触れる機会は我々一般人よりも多かったかもしれません。
さらに言えば、大麻自体を合法としている国もあるくらいですから、
それと同じノリで日本に持ってきてしまったとも考えられます。
しかし、日本での大麻保持は犯罪。
大麻を所持して自分で使用するだけでなく、
販売しようとしていた疑いもあるため、
こればっかりは救いようがありません。
国母和宏に反省なし?やはり炎上か
さて、改めて世間からバッシングを浴びることになった国母知宏さんですが、
今回の一件で元々ファンだった方も離れていっている様子です。
-さすがに今回はガッカリした-
こういう声が多く、彼を養護する人は殆どいないのだとか。
大麻を輸入したことによって起訴され、
拘置所にいた国母さんですが、
保釈金300万円を支払うことで保釈となりました。
せっかく保釈されたにも関わらず、
その後の態度がまたまた火に油を注いでしまう内容で・・・。
集まっている報道陣に対しては完全無視。
謝罪する様子もなく、物々しい雰囲気でズンズンと歩いていく様からは、
反省の色は全くなしといった様子。
友人の運転する黒色の車に座ると、
地下駐車場から猛スピードで走り去ったそうです。
この一連の流れの時点で嫌な予感がしますが。
その予感は全く裏切られることなく、
次の報道に繋がります。
2人を乗せた黒色の車は別の地下駐車場に停まると、
後を追ってきた記者に対して、
友人と肩を組みながら、あろうことかガッツポーズ。
やはり、反省は全くしていないと失望の声。
このガッツポーズの写真を見た世間の人からは、
「サイテー!」
「スノボのイメージが地に落ちた!」
「保釈なんかしなくてよし」
等の厳しい声が続出。
プロのスノーボーダーとしてスポンサーとの契約もあるはずですが、
今回の1件でイメージが著しくダウンしてしまうとなると、
その契約自体も終了する可能性だってあります。
本人にとっては300万円自体、小さいことかもしれませんが、
世間からの社会的信頼を失うと、
この世の中かなり生きにくくなることは間違いないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
有名な方が犯罪に手を染めていたとなると、
とても悲しい気分になります。
保釈金を支払って世に出てこれたとしても、
今後同じように生活することはかなり難しいでしょう。
何より、彼によってイメージダウンとなったスノーボード自体も、
これから信頼を取り戻すには相当の時間がかかることを思うと、
今回の事件は起きてほしくなかったなと思います。
もうこれ以上のことがないように、
当分の間はおとなしくしておいてほしいものですね。