なんとも凄惨な事件が発生してしまいました。

 

小島一郎容疑者が東海道新幹線車両内で刃物を振り回し、他の乗客を襲った事件。
被害者の男性は残念ながら息を引き取りました。
こんなにも残酷で悲しい事件は起きてほしくなかったです。

 

色んなものが便利になっていく中で、
日本も物騒になってきたなと感じてしまうような事件です。
この、なんとも悲しい事件について記事にしてみました。

東海道新幹線下り戦・車両内で起きた凄惨な死傷事件

新幹線死傷事件

 

6月9日夜の下り線最終列車、神奈川県・新横浜駅を下り・名古屋方面へ向け
出発して間もなく、新幹線の12車両目でこの事件は発生しました。

 

小島一郎容疑者が近くにいた女性にナタのような刃物で襲いかかったのです。

 

指定席の切符を持っていないにもかかわらず、
指定席車両の空いている席に座り、
まずは隣に座っていた女性を襲い、次に通路を挟んで座っていた女性を襲いました。
そして最後に女性を助けようとした男性を襲います。
この男性はターゲットにされてしまったのか、
必要以上に切りつけられ、残念ながら死亡してしまいました。

 

その日は神奈川県で韓国のアイドルグループ・東方神起のライブが行われており、
特に女性の人気が高かったのか、新幹線には帰路に着こうとしていた女性客が
多かったらしく、小島一郎容疑者はこれを計画的に狙っていたのかもしれません。

 

事件の最中は車両の中はパニックでしたし、
床や壁についた血痕が事件の凄惨さを物語っています。

容疑者・小島一郎の生い立ちとは

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小島一郎

小島一郎

小島一郎のプロフィール

名前:小島 一朗(こじま いちろう)

住所:愛知県岡崎市

年齢:22歳

職業:無職(自称)

容疑:殺人の現行犯

供述:むしゃくしゃしてやった、誰でもよかったと容疑を認めている

 

小島一郎の生い立ち

まだ20歳を超えたばかりの若者がなぜこんなにもひどい事件を起こしたのか。
ニュースでは連日、犯行の動機や生い立ちを放送しています。

 

生い立ちもかなり複雑で、愛知県一宮市で育つと
両親との人間関係が悪化したことを理由に14歳からは生活支援施設で暮らします。
普通の中学校生活も送らず不登校気味だったせいか、
高校も定時制高校に通いました。その後職業訓練校を経て機械修理会社に就職。
ここまでなら、色々苦労もしたけど就職できて良かった、で話は終わるのですが
そうはいかなかった。

 

職場の人間関係が悪化してしまい、入社した機械修理会社を1年で退社してしまいます。
そして2016年に愛知県岡崎市へと移り、祖母と伯父夫婦と暮らし始めました。
そこでは自室に引きこもりがちになり、就職などの話をされると家出してしまうなど
精神的に不安定な様子を見せるようになります。
そして2017年12月から家出したあと行方不明となってしまい、
今回の残忍な事件へと発展します。

 

どうでしょう?かなり前から不安定な様子が見受けられますね。
また、小島一郎容疑者の父親もかなり他人事なコメントを残しています。

「15歳で家を出て、〇〇相談所から下宿という形で高校へ通っていましたので、
それ以来私は会っていませんので、記憶がちょっと曖昧なところがあります」

 

なんとも他人事なコメントです。14歳から施設に入れ、21歳のときには戸籍を外しており、
親としての責任は全く果たしていないようにも感じます。
短絡的ですが、この親にして、この子あり、この事件あり、
となってしまったような気がしてなりません。

いざというとき、護身術なども必要か

新幹線室内

こんな事件がいきなり発生したら、
普通の方であればパニックを起こして当たり前でしょう。
今回、女性を助けるために身を挺した男性会社員の方には
本当に尊敬いたします。

 

皆さん、新幹線や飛行機、普段の生活の中で
いつ何時襲われたりするかどうかわかりません。
正直なところ、逃げれればそれに越したことはないのですが、
今回の新幹線車両みたいな密室で起こってしまうと
逃げるのも限界があります。
そんなときは非現実的かもしれませんが、
護身術を身に着けておくことも必要ではないでしょうか?

 

格闘技や護身術を普段から習うのも良いでしょう。
普段から自身を鍛えておくことも効果があるかもしれません。
特に女性は襲われやすいですから、
万が一襲われたときは、怖くてパニックになっちゃいますけども
相手を倒せるくらいの護身術を身につけることををおすすめします。

 

最近では痴漢や暴漢の類の事件も多くなっています。
セキュリティー保証会社で有名なALSOKでは女性に向けた護身術を紹介しています。
事件に出くわすと、本当に怖くてパニックになってしまいますが、
自分自身の身を守るためにも、一読してみてはいかがでしょうか?
小銭などを投げつけるなんかは、相手をひるませるにはかなり有効そうですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
いつ何時、こういった事件に巻き込まれないとも限りません。
私自身が本当に運の良い所で生きていることを改めて実感しました。

 

被害者、被害者家族の方へは本当にご冥福をお祈りしますし、
怪我をした女性の方々、同じ場所に出くわして恐怖を感じた他の乗客の方々にも
私なんかではおこがましいですが同情の気持ちを抱かせていただきます。

 

2度とこんな事件が起きないことを祈りつつ、
日々を大切にしていきたいと思います。