相撲。
日本の国技として伝統があって、
生で見るその迫力たるや格闘技の中でも随一ではないでしょうか?
(もちろん他のスポーツも素晴らしいですが)

 

相撲自体はスポーツとして好きな方で、私はファンの力士もいたりするので良くテレビでも観戦します。
ただ最近は暗いニュースばかり報道されて悲しいです。
暴行問題、不祥事、隠蔽・・・。

 

そもそも相撲の世界って我々のような一般人とは全然違うので結構閉鎖的というか。
私たちには知り得ないことなのかな、と思っていました。
しかし、こうもニュースで報道され続けると
嫌でも相撲の世界って危ないものなのかな?って思ってしまいます。

 

もちろん、報道自体に偏りはあるでしょうし、
自分自身が考えて意見を持たないといけないですからね。
あまり考えても来なかったですが、
相撲協会とは、相撲の世界とは何か少し考えてみました。

相撲の歴史とルールを調査!これでちょっとは詳しくなるかも?

相撲

相撲の歴史

相撲は日本が誇る国技。それゆえに歴史はめちゃめちゃ古いです。
それこそ『古事記』や『日本書紀』には、
相撲の原型と言われる戦いの神話が記されています。
この戦いがいずれ農作物の豊作祈願で行うお祭りの儀式(神事)となり
現在の相撲の原型・ルーツとなりました。

 

江戸時代に入ると、その神事は一気に盛んになり、
相撲を職業とする「力士」が生まれます。
これが現在まで続いている大相撲の基となっています。
それ以降は神事としての概念を残しつつも
決まり手などのルールを発展させていくことにより、
武道・格闘技として位置づけられ現在に至ります。

相撲のルール

相撲は結構シンプルに見えて、ルールは結構複雑です。
土俵上でまわしを付けた力士が一対一で戦う、
ここまでは皆さんもご存知ですよね。
この対戦のことを「取組」と言います。

 

取組に関しての主なルールは以下です。

・両力士のタイミングで決まる『立ち合い』で取組が開始

・手で使って良いのは手のひらだけで、パンチ・キックは反則

・頭突き・目やのどなどの急所を突く行為は反則

・故意にまげを掴む行為も反則

勝敗は次のいずれかで決まります。

・どちらか一方の体が土俵外に着地する

・どちらか一方の足の裏以外が着地する

・反則行為

取組開始までの手順(ココらへんが結構複雑・・・)

1:塵手水(ちりちょうず)

かかとを上げた状態で両膝を開いて腰を落とし、上体を真っすぐに起こした状態(蹲踞)から、
柏手を打った後に両手を大きく広げ、掌を返すこと。
『正々堂々と素手で勝負をします』という意味を体現している。

2:仕切り

両力士が視線を合わした後、腰を落として仕切り線に拳をつくこと。
制限時間内では何回でも行うことができる。

3:立合い

仕切りの状態から、両力士のタイミングで
同時に立ち上がってぶつかること。
取り組みはここから始まります。

相撲協会って何する所?不祥事はなぜ起こる?

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相撲協会

横綱や大関、関脇などなど力士の皆さんはその成績によって
番付と呼ばれるレベル分けをされています。
その最高クラスが横綱というわけですね。
この番付によって、力士の待遇も違うので皆さん一つでも上のクラスへ
這い上がるために日々鍛錬を積んでいる、ということです。
番付についてはまたの機会に記載しようと思います。

 

それでは本題の「日本相撲協会」とは一体どんな組織なのでしょうか?

公益財団法人日本相撲協会(にほんすもうきょうかい、英語: Japan Sumo Association)は、大相撲興行の幕内最高優勝者に対して「摂政宮賜杯」(現在の天皇賜杯)を授与するために1925年に財団法人として設立され、2014年に公益財団法人に移行した相撲興行団体である。公益法人としての法人格の取得及び維持のため、相撲競技の指導・普及、相撲に関する伝統文化の普及を定款上の目的としている。

wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%9B%B8%E6%92%B2%E5%8D%94%E4%BC%9A

なるほど、どうやら相撲の興行をスムーズに行うため、
かつ相撲の発展・普及を目的とした財団法人ということですね。
ですので、賞金(といっていいかはわかりませんが)や
力士へのお給料等も管理しているのでしょうね。

 

では、巷を賑わせている相撲界の不祥事ですが・・・
何も今に始まったことではなかったんです。

・八百長疑惑問題

・時津風部屋力士暴行死事件(かわいがりが有名となりましたね)

・当時の横綱朝青龍が無断帰国しサッカー等をしていた問題(朝青龍はこれで引退しました)

・野球賭博問題(これで大関・琴光喜が引退しました)

・現役力士の大麻保持

どうでしょうか。2017年が不祥事が多い年と思いきや、
数年前からかなりの不祥事が存在していたんです。
朝青龍の件なんか楽しそうにサッカーをする映像が
連日のように流れてたのでよく覚えています。
何故このようなことが良く起こるのかなぁと。

 

先程も述べてますが、相撲界は我々とは全く違う世界で
一般的な人との関わりも少ないんじゃないかな?と思うのです。
となると、力士の方々の言動などを指導・抑制するのは
そこに属している部屋の親方などにあるのかなと。

 

もっと言えば部屋の「色」というものがかなり重要で賭博や薬物は論外としても
昔から「かわいがり」を行うような稽古を日常化している部屋では
そりゃ暴行問題の確率も上がるでしょう。

 

かといって相撲は格闘技ですから、厳しい稽古なくして取組で勝てないという
ものすごいパラドックスがあるわけですよね。
稽古と暴行問題のどこに線を引くかは、
現役力士と親方との間の関係性や、力士同士の関係性の問題。
結局は人間関係のゴタゴタが招いた結果なのかなと思いますね。
(あくまで勝手に想像してます)

相撲界のこれからを一人のファンとして考える

両国国技館

私にも応援する力士がいて、
ブログやツイッター、インスタグラムが投稿されると拝見させていただいてます。
それぐらい相撲は好きなのでこれからも存続してほしい気持ちはあります。

 

ただ、このままの状態では
どんどんファンが離れていくことが心配でなりません。
相撲が好きな女性が増えているそうですが、
継続していくかどうか、わかりませんしね。

 

今報道されている一連の問題は個人で起こってしまった問題ではなく
「部屋」という特殊な環境の中で起きたこと。
ということは部屋の代表者である親方の現役力士への指導ははもちろんのこと、
全部屋を管理する日本相撲協会は各部屋への指導を強化しないといけないでしょう。

 

2017年は元横綱・日馬富士の暴行問題で報道が一色となりましたが、
2018年1月の初場所千秋楽では日本相撲協会が異例の謝罪をされました。

「ファンの皆さまには昨年末からご心配をお掛け致しており、大変申し訳なくおわび申し上げます」 続けて「相撲協会は真剣に再発防止に取り組んでまいります」と満員札止めの館内に宣言した。

日刊スポーツより引用
URL:https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/201801280000423.html

 

取組前にこういった謝罪を実施しないといけない、この状況はそれこそ異例です。
日本相撲協会も裏で必至に取り組んでいることでしょう。

 

確かに相撲の世界は「特別」なものですが、
それは伝統やしきたりが特別なもの・神聖なものであって欲しいですよね。
力士の皆さんもあくまで人間です。相撲の世界に身を置く側と観戦する側の
両方が安心できるような体制になれば、
日本が誇れる国技・相撲も発展していくのではないでしょうか。